こんにちは。
耳読中毒のかっぴです。
今回は、「月の立つ林で」青山美智子さん著 オーディブルで聞いてみました。
月を中心に、めぐり逢いが交差。
読み終えた後に、少し心がきれいになったような…
そんな気がします。
青山美智子著「月の立つ林で」 引き込まれるギミックがいっぱい
様々な人物が間接的に関わり合い、それぞれの人生を歩んでいく。
ページを読み進めれば進めるほど、関係が絡まり合い、気が付くと夢中に。
どんどん、どんどん、読めば読むほどに味わいが増していく。そんなお話でした。
この本を読み終えてまず思ったこと。
それは、「みんなの心がまっすぐで美しいこと」でした。
こんな人々があふれていたら、世の中はもっと平和で穏やかになるのでは…?
みんなが光の方に顔を向けて終わる。
こんな人生がいいよね。
「月」をめぐる雑学と人の心を重ね合って物語が進んでいくのもおしゃれ。
全体を通して感じる空気感が重くなりすぎず、優しい雰囲気が絶えず漂っています。
読んでよかった。
人との出会いを大切にしたいな。
そんな風に感じさせてくれる美しい本でした。
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